なぜ私は自給自足を目指すのか|パーソナルトレーナーが考える本当の健康【堺・三国ヶ丘 Simple Training】
こんにちは。堺市・三国ヶ丘でパーソナルトレーニングジム「Simple Training」を運営している、平松信吾です。
普段は50代から70代の方を中心に、腰痛や膝痛の改善、姿勢づくり、健康づくりのお手伝いをしています。
今年で22年目になります。
そんな私ですが、最近はトレーニングだけでなく、農業やコーヒー、コミュニティづくりにも心が向いていて、自給自足に近い暮らしを目指すようになりました。
まだまだ、始めたばかりです^^;
週に一度は、大阪・中崎町の 天人(AManTo)というカフェ も手伝っています。
「パーソナルトレーナーなのに、なぜ自給自足なの?」
そう思われるかもしれません。
今日は、私が自給自足を目指す理由と、その奥にある「本当の健康」について書きたいと思います。
目次
- ○ 健康とは、病気がないことではない
- ○ なぜ現代人は不調になるのか
- ○ 人間は、動く物だ
- ○ 食べ物も、自然から離れてしまった
- ○ 自然の中にいると、気持ち良い
- ○ 自給自足は、節約のためではない
- ○ 災害と自給自足
- ○ コミュニティの力を信じている
- ○ コーヒーとのつながり
- ○ ボランティアと仕事を分けたくない
- ○ 私が考える、本当の健康
- ○ でも、いきなり全部は無理。半歩でいい
- ○ おわりに
- ○ アクセスと基本情報
健康とは、病気がないことではない
長年この仕事をしていて、強く感じることがあります。
病院で「異常なし」と言われても、元気ではない人が、たくさんいるということです。
腰が痛い。膝が痛い。疲れやすい。よく眠れない。なんだかやる気が出ない。
こうした悩みを抱えている方は、本当に多い。
もちろん運動不足や筋力低下も原因のひとつです。
でも、それだけでは説明のつかない不調も、たくさんあります。
私はその原因のひとつに、「自然から離れた暮らし」があると考えています。
そしてもうひとつ、20年以上見てきて確信していることがあります。
最後は、体力のある人、健康な人が勝つ。
仕事も、人生も、結局そこに行き着きます。
体に使ったお金や時間は、5年後10年後の自分の力になって返ってくる。
体への投資は、いちばん費用対効果の高い投資だと、私は思っています。
なぜ現代人は不調になるのか
少し、現代の暮らしを振り返ってみたいと思います。
私たちは、本当に便利な時代を生きています。
食べ物はお店に行けば手に入る。
移動は車。
スマートフォンひとつで、世界中の情報が集まってきます。
体を使わなくても、たいていのことが済んでしまいます。
その一方で、運動不足、ストレス、睡眠不足、どんどん増えています。
人類は、長い歴史のほとんどを自然の中で生きてきました。
土を触り、太陽を浴び、季節を感じ、体を動かし、人と協力しながら暮らしてきた。
それに比べれば、今のような便利な暮らしは、ほんの一瞬です。
体も心も、まだこの急な変化に追いついていません。
現代人の不調の多くは、「自然から離れすぎたこと」によるものなのだと思います。
だとすれば、やることはシンプルです。
少しずつ、自然の側に戻していけばいいのではないかと思います。
人間は、動く物だ
少し考えてみてください。
野生のライオンやシカに、太った個体や、腰痛で歩けない個体を見たことがありますか。
ほとんどいません。
自然の中で、自然な動きをして生きているからです。
人間も同じです。
「動く物」と書いて、動物。
自然なものを食べて、自然に動いて、自然に呼吸をする。
それが、人間の本来の姿です。
ところが現代の私たちは、座り続け、同じ姿勢で働き、運動不足のまま年を重ねます。
気づけば腰が痛い、膝が痛い、肩が凝って頭が重い。
これは「老化」でも「仕方のないこと」でもありません。
自然から離れた結果です。
だから、自然な動きを取り戻せば、体は何歳からでも変わります。
21年、それを目の前で何度も見てきました。
食べ物も、自然から離れてしまった
さきほど「自然なものを食べて」と書きました。
実はここが、私が農業や自給自足に向かう、理由の一つです。
今、私たちが毎日口にしているものを思い浮かべてみてください。
添加物のたっぷり入った加工食品。
農薬や化学肥料で育てられた野菜。
自然界には、もともと存在しないもの。
それが当たり前のように、食卓に並んでいます。
人間の体は、何万年も「自然にあるもの」を食べて生きてきました。
その体に、ここ数十年で急に、自然界にないものを大量に入れ始めた。
体が戸惑わないわけがありません。
これが、病気の人が大量に増えている大きな原因の一つだと思います。
だから私は、できるだけ自然に近いものを食べることが大事だと考えています。
添加物の少ないもの。
土の力で育ったもの。
手をかけて、ていねいに作られたもの。
なるべく自然界に存在する物。
完璧でなくていい。
口に入れるものを少し自然の側に寄せるだけで、体はちゃんと応えてくれます。
自然の中にいると、気持ち良い
畑で作業をしていると、不思議と気持ちが落ち着くのです。
土に触れる。
風を感じる。
空を見上げる。
汗をかく。
野菜が育っていく。
たったそれだけのことで、心も体も軽くなります。
ジムでのトレーニングも、もちろん大切です。
でも人間にとって本当に必要なのは、こういう「自然の中で体を使うこと」なのかもしれない。
畑に立つたび、そう思います。
農業は、単なる食料づくりではなく、人間らしさを取り戻す時間だと感じています。
畑仕事は、たぶん最高の運動でもあるんです。
こんな偉そうな事を言っていますが、まだまだ、私は「なんちゃって」です^^;
近い将来、畑仕事をライフワークにしたいと思っています。願望です。
自給自足は、節約のためではない
自給自足というと、「お金をかけない暮らし」というイメージを持つ方もいるかもしれません。
もちろん、今後は世の中が荒れます。
その時には、生きていくための最低のコストは下げておかなければ、行き抜けません。
野菜を育てる。
食べ物をつくる。
必要なものを自分の手で生み出す。
こうした経験は、私たちに大きな安心感を与えてくれます。
スーパーに行けば何でも買える時代ですが、それが当たり前ではないことを、忘れてはいけないと思っています。
災害や社会の変化が起きても、自分や周りの人を支えられる力を、少しでも持っておきたい。
そんな思いもあります。
生きる力を、取り戻すことです。
災害と自給自足
自給自足を目指す、もうひとつの理由が「もしも」への備えです。
私たちの暮らしは今、とても多くのものを外に頼って成り立っています。
食べ物も、水も、電気も、ほとんどが自分の手の外で作られ、運ばれてくる。
便利ですが、裏を返せば、その流れがどこかで止まると、たちまち困ってしまうということです。
大きな地震や台風のあと、お店の棚から食料が消える。
そんな光景を、私たちは何度も見てきました。
そんなとき、たとえ少しでも、自分で野菜を育てられたら。
近所で分け合える関係があったら。
その「少し」が、いざというときの大きな安心になります。
完全に自給自足する必要はありません。
やはり100か0か、ではない。
全部を人任せにせず、自分でも少しは生み出せる。
その力を持っておくことは、これからの時代、ますます大事になると感じています。
そしてここでも鍵になるのが、人とのつながりです。
一人で抱えるのではなく、地域で支え合える関係こそ、いちばんの備えだと思っています。
コミュニティの力を信じている
自給自足というと、一人で山奥にこもる暮らしを思い浮かべるかもしれません。
でも、私はむしろ逆だと思っています。
大切なのは、人とつながることです。
昔の地域社会には、助け合いがありました。
野菜を分け合う。
困った時に助ける。
知恵を教え合う。
そうした関係が、自然にありました。
ところが今は、隣に住んでいる人の顔さえ知らないことがあります。
私が週に一度手伝っている天人は、2001年から中崎町でずっと続いている場所です。
お客さんも、スタッフも、たまたま通りがかった人も、なんとなく混ざっている。
誰が来てもいい場所です。
そこに立っていると、いつも思います。居場所がある人は、強い。
健康な体。
自然とのつながり。
人とのつながり。
この三つがそろって初めて、本当の健康が生まれる。
私はそう感じています。
コーヒーとのつながり
ここで、コーヒーの話も少しさせてください。
「トレーナーが、なぜコーヒー?」と思われるかもしれません。
でも私の中では、これも一本の線でつながっています。
私が週に一度手伝っている天人では、山で育てられたコーヒーを焙煎して出して販売しています。
機械でただ大量に作るのではなく、豆を選び、ていねいに焼いて、一杯ずつ淹れる。
手をかけて作られたものです。
これは、私が大事にしている「できるだけ自然に近いもの、ていねいに作られたものを口にする」という考えと、ぴったり重なります。
そしてもうひとつ。
コーヒーには、人をつなぐ力があります。
一杯のコーヒーを囲んで、知らない人同士が話し始める。
常連さんがふらっと立ち寄って、近況を話していく。
カフェという場所そのものが、小さなコミュニティになっています。
おいしい一杯が、体を一気に健康にするわけではありません。
でも、ほっと一息つく時間や、誰かとつながるきっかけをくれる。
それは確かに、暮らしを少しだけ豊かにしてくれます。
私はそう思って、この一杯と関わっています。
ボランティアと仕事を分けたくない
私が目指しているのは、仕事とボランティアが自然につながる生き方です。
誰かの役に立つこと。
地域に貢献すること。
収入を得ること。
これらが別々ではなく、ひとつの活動として存在する。
そういう生き方が理想です。
パーソナルトレーニングも、まさにそうです。お客様の体が良くなる。
笑顔になる。
人生を楽しめるようになる。
その結果として、対価をいただく。
私は、この形が好きです。
昔の人は、いいことを言いました。
「働く」とは、「傍(はた)を楽にする」こと。
20年指導してきて、強く感じることがあります。
「自分のためだけ」より、誰かのために健康でいたいと思っている人ほど、体が変わるのが早い。
利他の気持ちが大きい人ほど、苦しい場面でも続けられるのです。
私が考える、本当の健康
本当の健康とは、何でしょうか。
私は、ただ病気がない状態のことではないと思っています。
自分の足で歩けること。
好きな場所へ行けること。
仲間がいること。
自然を感じられること。
誰かの役に立てること。
毎日が、少しだけ楽しみであること。
こうしたものの積み重ねが、健康だと思うのです。
だから私は、トレーニングを教えながら、自給自足や農業、コーヒー、コミュニティづくりにも取り組んでいます。
これらは、バラバラの活動ではありません。
「人生を最後まで楽しむための、健康づくり」という、ひとつのテーマでつながっています。
でも、いきなり全部は無理。半歩でいい
とはいえ、明日から山で暮らせる人はいません。
仕事も家族もある。
それが普通です。
だから「自然の側へ、半歩だけ戻す」。
それでいいんです。
今日、少し歩く。
土をさわる。
誰かと話す。
自然に近いものを食べる。
そして、固まった体を緩める。
その「固まった体を緩める」を仕事にしているのが、Simple Training です。
長く動かさず固まった筋肉は「燻製状態」になっています。
水分が抜けてカチカチになり、血液も体液も流れにくい。
そのまま鍛えても、うまくいきません。
まず緩めて、弾力を取り戻す。次に全身のバランスを整える。
そうして初めて、鍛える。
緩める → 整える → 鍛える。
この順番を守って、体を自然な状態へ連れ戻していきます。
人間の体は、約37兆2000億個の細胞でできています。
流れを取り戻すと、痛みが取れるだけでなく、よく眠れる、気持ちが前向きになる、といった変化が体全体に起きます。
「眠っていた細胞が、起きてくるのを感じる」と話してくれたお客様もいました。
「もう年だから」は、諦める理由になりません。
Simple Training には10代から80代までの方が通っていて、何歳からでも体は変わっていきます。
おわりに
私はまだ、自給自足の途中です。
というか、始めたばかりです。
それでも、自分の手で食べ物を育て、人とつながり、自然の中で生きることに、大きな価値を感じています。
これからもパーソナルトレーナーとして体づくりをお手伝いしながら、農業やコミュニティづくりのことも発信していきます。
もしこの記事に少しでも共感していただけたなら、ぜひ一緒に、健康について考えていきましょう。
アクセスと基本情報
パーソナルトレーニングジム Simple Training
住所:〒591-8037 大阪府堺市北区百舌鳥赤畑町3丁204-3 るみなすみくに1F
アクセス:JR阪和線「百舌鳥駅」より徒歩5分/南海高野線「三国ヶ丘駅」より徒歩10分
営業時間:8:00〜21:00(定休日:日曜)
電話:090-3386-6150
入会金:不要/体験トレーニング:60分5,000円(税込)
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監修:Simple Training 代表 平松信吾(パーソナルトレーナー)
2005年からトレーニング指導者、パーソナルトレーナーという仕事を始めて22年目
スポーツ系専門学校非常勤講師、大手スポーツクラブ認定パーソナルトレーナーを経てパーソナルトレーニングジムSimple Training(シンプルトレーニング)堺・三国ヶ丘を運営
全米ストレングス&コンディショニング協会認定パーソナルトレーナー
認定ストレングス&コンディショニングスペシャリスト
日本トレーニング指導者協会認定トレーニング指導者
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