人間の大黒柱である、せぼねの湾曲を正常に保つことは、腰痛、肩こり、膝痛改善だけでなく、健康維持に非常に大切になります。

というお話を、前回の記事に書き、このせぼねの湾曲を正常なものに戻す、簡単なエクササイズをご紹介しました。

今回も簡単なエクササイズをご紹介します。

1.前回ご紹介のエクササイズ同様に、背筋を伸ばしイスに座ります。

左右の坐骨に上半身の体重が乗っているのを感じる。
歪みがなければ、左右均等に体重が乗るはずです。
座面が硬い方が、坐骨を感じ易いです。

2.骨盤を後傾（後ろに倒す）させ腰、背中、首と丸めていきます。

目線は床を向きます。
せぼねを腰の方から一個一個順番に動かすイメージで背中を丸めてます。

3.その状態から、今度は、骨盤を前傾（前に倒す）させ、腰をせらせ、胸を張り肩甲骨もよせませ、頭を後ろに倒します。
目線は天井を向きます。
先ほどの反対です。

4.元の背筋の伸びた、一番良い状態に戻します
ここで、一呼吸置き体に良い姿勢をインプットします。

5.１～４を繰り返します

せぼね周りの筋肉が緩み、せぼねの湾曲も正常なものに近づきます。

一個一個のせぼね同士の隙間も空き、一個一個が自由に動く感覚になります。

最初は、少ない動きで、無理なく動く範囲から始めてください。

だんだん回数を重ねる毎に、少しずづスムースに動くようになります。

ストレッチングもそうですが、無理に行おうとすると、体は抵抗します。

楽にスムースに動かす動くことが大切です。