腰痛・肩こりを改善したい人へ──続かない原因と、行動を変えるための考え方

こんにちは、平松です。

あなたは今、腰痛や肩こりのせいで「何か困っていること」はありませんか?

痛みを抱えていても「別にそんなに困っていない」と見過ごしていませんか——実はそれが、改善が進まない最大の理由かもしれません。

本記事では、痛みがもたらす具体的な“困りごと”を整理し、改善に向けて動き出すための考え方と簡単なチェックリストをお届けします。まずは「何に困っているか」を言語化すること。

そこから解決へ進めます。

痛みが日常にもたらす“見えない損失”

腰痛や肩こりは単なる身体の不調ではありません。放置すると、毎日の生活や仕事、人間関係にも影響を及ぼします。

  • 朝イライラしてしまう → 家族と小さな喧嘩に発展

  • 集中力低下 → 仕事の生産性や評価が下がる

  • 趣味や旅行を諦める → QOL(生活の質)の低下

  • 慢性的なストレス増加 → 睡眠障害・免疫低下のリスク


痛みのせいで「できないこと」が増えると、結果的に時間やお金、心の余裕を失います。これらは放置しても自然に戻らないケースが多いのです。

まずは「何に困っているか」を具体化しよう

改善しない理由の多くは「何が困っているか」を明確にしていないこと。簡単な問いで自分の困りごとを洗い出してみましょう。

  • 朝、一番に感じる不快感は何?(痛み・だるさ・動作制限など)

  • 仕事や家事で一番つらい場面はいつ?

  • 趣味や旅行で諦めていることはある?

  • 痛みのせいで避けている行動は?


これらを紙に書くだけで、目的がはっきりします。

目的が明確になれば、改善のための「動機」=行動力が生まれます。

小さな変化が大きな結果に繋がる

痛み改善は一度の大きな努力ではなく、「継続的な小さな習慣」の積み重ねが重要です。

やみくもに情報を試すのではなく、自分の困りごとに直結する対策を続けてください。

今すぐできる3つの行動

  1. 専門家に相談する — 整形外科で診断を受け、原因把握を。

  2. 毎日の簡単なケアを習慣に — 正しい姿勢、腹式呼吸、軽い体の緩め運動など。

  3. 結果を記録する — 痛みの度合いやできる動作をノートに残すと改善が見える。


自分でできるセルフチェック(3分でOK)

次の質問に「はい/いいえ」で答えてください。

  • 朝、痛みでイライラすることがある。

  • 痛みのせいで趣味や外出を控えている。

  • 毎日の仕事に支障を感じる。

  • 痛みを理由に人前で消極的になっている。


「はい」が1つでもあれば、放置せず行動する価値があります。

3つ以上なら、早めの専門的サポートを強くおすすめします。

継続できない人へ:習慣化のコツ

「やる気が出ない」「続かない」を解決するには仕組みづくりが有効です。

  • 仲間や家族に宣言する(公言すると続きやすい)

  • スケジュールに組み込み、アラームで習慣化

  • 小さな達成目標を立て、達成感を得る(週1回→週2回など)


意志だけに頼らず環境を変えることが長続きの秘訣です。

最後に — 何を失いたくないですか?

「痛みがあってもまだなんとかなる」は、一時的な対処でしかありません。

痛みを放置すると失うものは意外と多いです。将来の自由や時間、家族との笑顔──それらを守るために、今できる一歩を踏み出しましょう。

もし「何をすれば良いかわからない」「まずは相談したい」と思われたら、気軽に体験セッションをご利用ください。

整形外科での診断結果をもとに、あなたに最適な改善プランを一緒に作ります。

痛みはあなたの人生の主役ではありません。

小さな変化を積み重ねて、快適な毎日を取り戻しましょう。平松でした。

 

監修:Simple Training 代表 平松信吾(パーソナルトレーナー)
2005年からトレーニング指導者、パーソナルトレーナーという仕事を始めて21年目
スポーツ系専門学校非常勤講師、大手スポーツクラブ認定パーソナルトレーナーを経てパーソナルトレーニングジムSimple Training(シンプルトレーニング)堺・三国ヶ丘を運営
全米ストレングス&コンディショニング協会認定パーソナルトレーナー
認定ストレングス&コンディショニングスペシャリスト
日本トレーニング指導者協会認定トレーニング指導者

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