こんにちは、平松です。

あなたは、自分が太ってる、痩せてる、適正体重を何で評価していますか？

一つの目安は体重ですよね。

そして、最近の体重計は体脂肪率が量れるものが多くなっています。

健康を維持する上で体脂肪の量は重要です。

過剰な体脂肪はからだにさまざまな悪さをします。

特に内臓脂肪が多くなると、心筋梗塞、脳梗塞といった心臓血管系、脳血管系の疾患や、糖尿病の生活習慣病のリスクを高めることがわかっています。

いずれも死につながる恐ろしい病気です。

なので、体重だけでなく体重に占める体脂肪の割合、体脂肪率をチェックすることも大切です。

良くトレーニングをしていて筋肉量の多い人は体重は重たくなります。

ほとんど運動、トレーニングをしていない女性は、筋肉量が少なく脂肪が多い、体重は重たくないが体脂肪率は高い。

これは良くないわけです。

ぜひ、体重だけを気にするのではなく、体脂肪率、量を気にしましょう。

ここまでの事は、あなたも良く知っていることだと思います。

体脂肪率の計るタイミングを気にしていますか？

家庭用の体重計は、からだに微弱な電圧をかけて電気抵抗値を測ることで体脂肪率を推測しています。

脂肪組織は、ほとんど水を含みません（約20％）。

その他の組織は多くの水を含みます（筋肉の場合約80％）。

体内の水分は、電解質を含んでいますので良く電気を通します。

このしくみを使って測定、推定しているわけです。

直接、体脂肪率を測定しているわけではありません。

からだの水分の分布が変われば、体脂肪の量が同じでも体重計に表示される体脂肪率の値が変わるわけです。

朝と夜では、からだの水分の分布は変わります。

運動をすれば、筋肉に血液が多く分布しますので、手足で測るものは低く出る傾向があります。

食後は、内臓に血液が多く分布するので、高く出る傾向があります。

この様な事を良く考えて、測らないと前回から減っているのか、増えているのかわからいわけですね。

私が、お客様に測ってもらう場合は、朝起きてトイレに行ってすぐのタイミングを勧めています。

そして、一週間ほどの平均値をみて、良い傾向に推移しているのかどうかを判断しています。

スポーツクラブにも有料などで、体脂肪を測れる測定器がおいてあります。この様に電気抵抗を利用しているものの場合は、測るタイミングを気を付けてください。

そして、明らかに運動をしいるのがわかるのに、何のアドバイスも無くお客様に言われたから測定するスタッフ、スポーツクラブは要注意です！

その測定結果をみて、前回より良くなってますね、悪くなってますね、おかしな話ですよ。