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健康・からだ

堺市パーソナルトレーニング、こけて骨折。病院で一生を終えるってならない様に!

 



こんにちは、平松です。

健康診断で言われてショックな事の一つに、

「骨が弱くなっている」

では、ないでしょうか?

歳を重ねてからの骨折、特に脚の骨折は致命傷になりかねませんよね。

健康な体を手にいれる為には、丈夫な骨も必要です。

骨を強くする、強い骨を維持するのに、必要な事が二つあります。

一つは、カルシウムやマグネシウム、タンパク質などの材料となる栄養素をしっかりと摂ること。

そして、必要なもう一つは?

どちらか、一つだけでは骨は強くなりません。

維持すら出来ません。

なので、スポーツクラブにいると、

「毎日、泳いで運動してるのに、健康診断で骨が弱いから運動しなさいって言われました」

なんで?

って相談をたまに受けます。

感の良い方なら、何が必要か、もうお分かりだと思います。

この二つがそろってはじめて骨が強くなります。

ではもう一つは何か?

骨に負荷を掛けることです。

筋肉と同じで骨も鍛えることが大切です。

骨も筋肉と同じで鍛えなければ、どんどん弱くなっていきます。

骨が弱くなるとは、骨密度が低下し(スカスカになり)、骨折の危険性が高くなります。

骨を鍛えるには、骨の長軸方向に荷重ストレスを加えるのが効果的です。

現在の骨より強くするには、最低日常生活の運動強度より高い負荷を与えなければ、骨は強くなりません。

日頃、ほとんど運動をしていない人であれば、ウォーキングが有効です。

では一日どれくらい歩けば、骨粗鬆症や生活習慣病の予防に有効であるか?

女性143名、平均年齢71.4歳の人を対象にした研究結果をご紹介します。

1日6000歩以上歩くと効果的という研究結果が出ています。

歩数計の目安としては、10分=1000歩。

また、12000歩以上歩いてもそれ以上は、歩くことでは、骨は強くなりません。

それ以上強くするには、ウエイトトレーニング、ジョギングなどもっと強いストレスが必要になります。

日頃何も運動していない人はまず、ウォーキングだけでもお勧めします。

また、運動は水泳だけ、自転車に乗るだけという人も骨に荷重負荷がかかっていませんので、骨は鍛えられていません。

なので、毎日水泳をしているのに、骨が弱いので運動をしなさいと言われたりするのです。

成人の骨格の95%は、女性で17歳、男性で19歳までに形成されます。

骨密度は、20歳頃に最大値に達します。

男女共に40歳代まで最大値が維持され、男性ではそれ以降緩やかに減少していきます。

女性は、50歳頃に閉経を迎えると急激に減少します。

将来の為にも、子供の間に、骨密度を高めることが大切だと言うことですね。

ブリティッシュ・コロンビア大学の調査では、小学生が一日に三回(朝、正午、下校前)、5~15回垂直跳びをすると、骨密度が著しく高まることが明らかになっています。

まさに骨の長軸方向にストレスの掛かる運動ですね。
(着地の時に掛かります。)

私が子供の時は、縄跳びもしました。

どれぐらいの高さから飛び降りできるか?競争しました。

鬼ごっこで、いろんな所を走り回りました。

運動能力の発達に貢献してたんです。

この調査では垂直跳びということなので、一回一回しっかり跳び(パワー発揮し)ぴょんぴょん跳ねた時の着地衝撃よりも、大きな衝撃が必要と言うことでしょうか。

私も、子供に外でしっかり遊ぶ機会を増やしてやりたいと思います。

運動不足の人は、いきなりジャンプ、縄跳びはしないでくださいね。

着地の衝撃はすごいですからね!腰、膝などいためますよ^^;

強い骨を維持する、取り戻す為には、

骨の材料をしっかり摂ること。

そして、運動で骨に「たわみ」がでるような負荷を掛けること。

両方が必要になります。

 

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