こんにちは、平松です。

テニス、バレー、野球など上肢を良く動かすスポーツを楽しまれている人の中には、肩を痛める人も多いと思います。

一回、肩を痛めたからといって、趣味のスポーツを辞めてしまうのはもったいないです。

ぜひ、治して続けて欲しいと思います。

四十肩、五十肩は年齢が直接の原因ではありません！

肩、腕の動きは、あなたもご存じの通り色々な方向にダイナミックに動かすことができます。

この高い可動性のために、不安定であるとも言えます。

それだけ、構造は複雑で、骨や関節の周囲には多くの筋肉や腱などがあります。

この複雑な構造に炎症が起こるのが、四十肩、五十肩のスタートです。

整形外科では、「肩関節周囲炎」と診断されます。

炎症が起こると痛いので、動かさなくなる。

動かさないので、ますます動きにくくなる。

そして、無理に動かそうとすると痛みがでるという状態になります。

こうなると治るまでに多くの時間が掛かります。

炎症が起こると言うことは、その個所にストレスがかかっていると想像できます。

そのストレスのかかる原因は、悪い姿勢、からだの歪み、癖のある動かし方、不活動などによっての筋肉の委縮、柔軟性の低下です。

これ改善すれば四十肩、五十肩の痛みの改善、予防ができるのではないでしょうか？

肩甲骨をしっかり動かし肩甲骨周りの筋肉を弾力のある正常な筋肉に戻しましょう。

肩の痛み、肩こりの改善には、肩甲骨が良く動くことがポイントになります。

肩甲骨は鎖骨と連結し、鎖骨は首の根元で胸骨という骨に連結します。

肩甲骨は鎖骨と胸骨の連結している所を軸、中心として動いています。

なので、ポイントはここを軸で動かす、鎖骨がしっかり動くように意識して動かします。

鎖骨を触って腕を動かしてみて下さい。

鎖骨が動いていますか？

鎖骨が動くのが正解です。

四十肩、五十肩になった人にお話を聞くと、本格的に四十肩、五十肩になる前に何らかの違和感を感じられているようです。

この時にメンテナンスをするのが、本当はお勧めです。

スポーツをしていて痛めた方も同じです。

動かし方が悪ければ、ストレスの集中する箇所から痛みが出ます。

動かし方が悪いことが原因で痛みが出ている場合は、休めば痛みは無くなります。

が、再開するとまた痛みが出ます。

だって、原因である間違った動かし方を解決していないので当たり前ですよね。

肩の痛みに限らず、腰、膝、股関節などの痛みも同じです。

関節の構造は、ほぼ皆さん同じはずです。

関節の構造上、自然な関節の動きは決まっています。

その自然な動きを逸脱して動かし続ければ痛みが出て、身体がその動きを続けると壊れるよ！と警告してくれています。

警告を感じたら、本来の自然な動きに戻しましょう。

そうすれば、痛みは改善し、一生使うことが出来るのでは、無いでしょうか！