こんにちは、平松です。

以前、70代男性の方から

「ちょっと、バタ足を力を入れて、25ｍ泳いだら、股関節の前が痛くなった」

っということで相談を受けました。

自然に立ってもらうと、左脚に体重がのり、上半身も歪み、私にはゴルフのフィニッシュの形に見えました。

お聞きすると、この方は、大変なゴルフ好きでした。

何処か痛みがでれば、針や治療院に行かれているそうです。

この体の歪みのことは、ご自分でも気付いておられました。

そして、この歪みが酷くなると、痛いところが出てくるとも言われています。

体は、カチカチで全身に、ゆるみが無いという感じです。

ゴルフのスイングも、股関節、肩も回らず、窮屈そうなスイングです。

このスイングのことも、本人さんは解っていました。

ここまでカチカチの人は、各関節を、楽にスムースに動く範囲で、繰り返し動かすことから、始めることをお勧めします。

そして、大きさを求め過ぎず、左右対称にスムースに動かせることが大切です。

関節に油をさし、関節に隙間（遊び）をつくる、意識ですね。

関節を動かすということは、その関節に関係している軟部組織、筋肉も筋膜の皮膚も動かすことになります。

繰り返し、筋肉やその他の組織を伸び縮みさせることで、弾力性のある状態に戻していきます。

筋肉をカチカチのゴムから、弾力性のあるゴムにしていきます。

この作業をしなければ、またすぐ同じように痛めてしまいます。

筋トレなんかしなくても、好きなゴルフも、しなやかで大きなスイングになり、ヘッドスピードもあがり、スイングも安定しスコアも飛距離も伸びます。

男性に多い様に思いますが、カチカチの動く範囲の狭くなった体で、力任せに一生懸命動かされたり、筋トレをされています。

まずは、緩めることで、痛みの改善、パフォーマンスアップできる人がたくさんいるなぁと、よく思います。