こんにちは、平松です。

歳を取ると速く動くことができなくなります。

パーソナルトレーニングのご相談で、

70代のお客様から

「速く歩けなくなったので、速く歩ける様になりたい」

４０代のお客様からは、

「私はマラソンしますが、ダッシュ出来ません。昔は足速かったのに」

など、速く動ける様に、瞬発力の改善のご相談を受けることがあります。

あなたはどうですか？

速く歩く、とっさの時に素早く脚が出る、素早く手が動く能力は、転倒防止などの為に、とても大切です。

ゆっくり大きな力を発揮するよりも、私は大切だと思います。

では、なぜだんだんと、素早く動けなくなるのでしょう？

大きな原因の一つは、速く歩くことをしなくなった。

ダッシュ、全力疾走をしなくなった。

筋肉を最大限に速く収縮（動かす）させることをしていないのが、速く動けなくなる理由の一つです。

ゆっくり長い距離を走るトレーニングをすれば、ゆっくり長い距離を走る能力は上がっていきます。

ですが、速く走るトレーニングをしなければ、速く走る能力は衰えます。

ゆっくり、大きな力を出すトレーニングすれば、ゆっくり大きな力を出すことはできるようになります。

また、一般的には、30歳を過ぎると、不活動が主な原因で筋肉量は、毎年1％ずつ減少して行くと言われています。

50歳を過ぎると不活動に加え、加齢減少で、筋肉量の減少は、毎年2％ずつ減少していくと言われています。

その中でも筋肉の種類、筋線維の種類からいえば、大きな力を発揮でき、収縮スピードの速い筋線維（速筋線維：白筋：タイプⅡ）が加齢の影響を受けやすいと言われています。

この様な理由も、歳をとると速く動くことが、苦手になる一つです。

なので、速く動ける様、速く歩けるように、ダッシュ出来る様にする為には、単純に速く歩く、速く走るをすることです。

腕、脚を素早く動かす。

立ったり、しゃがんだりを最大スピードで行う。

筋肉を最大限に速く収縮（動かす）させるトレーニングをすることです。

何事も、使わない能力は衰えます。

私のお客様には、日常生活、スポーツでのパフォーマンスアップを目的とされている人がほとんどです。

速く、素早く動ける様には大きなトレーニング目的の一つとして行っています。