こんにちは、平松です。

●　膝のお皿周りの痛み改善に効果的な方法

膝のお皿（膝蓋骨）周りに痛みがある人に効果的な方法をご紹介します。

太ももの前の筋肉は、膝のお皿（膝蓋骨）に付着し、膝蓋腱を介して下腿の骨（脛骨）にくっつきます。

なので、前回ご説明した様に、太ももの前の筋肉がストレスを受け固くなると、膝のお皿周りから痛みが発生します。

この太ももの前の筋肉を緩める為のテクニックとして、膝のお皿を一定のリズムで自分の手で動かしてやります。

・座って、力をぬいて、脚を伸ばします

・親指と人差し指の腹をお皿の上側の縁に当て、もう片方の手の親指と人差し指の腹を下側の縁に当て上下に動かします

・個人差はありますが、お皿は上下２㎝ほど動きます

・または、左右にも動かします（左右は動かし過ぎると、脱臼のおせれがありますので慎重に！）

・大きな動きを求めず、スムースに動く範囲で、一定のリズムで動かします

・少し下の骨に押し付ける様に行います

・動きが悪い方向の筋肉が固くなっていると思われます

うまくいけば、膝の曲げ伸ばしもスムースになり、太ももの筋肉の張りもとれ、痛みも改善されますよ。

また、お皿まわりだけでなく、その他の痛みも良くなる可能性もあります。

私もパーソナルトレーニングで使いますが、良い結果出てますよ。

これも対処療法ですので、根本改善するには、ストレスの溜まる、体の使い方などの改善が必要ですよー