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堺市パーソナルトレーニング、災害救助活動者認定講座を受講しました。
こんにちは、平松です。
最近は、地震が頻繁に起きています。
ここ数日は、台風2号の影響で、雨も良く降っています。
そして、南海トラフ地震、富士山の噴火、東京直下地震が来る来ると言われていますよね。
災害に遭い、その場で命尽きたらそれまでですが、生き残ったらその後どう命を繋いでいくか?といことで、
友人がアシスタント講師をしていると言うこともあり、
JDSA(日本災害救援活動士協会)の災害救援活動者認定講座を受講しました。
この講座良いところは、知識を身に着けるだけではないところ。
実際の現場で使われてきた装備を使用して、実際に体を動かして学ぶことが出来ます。
JDSAの講座テキストより一部引用させて頂きながら講座の内容を少しですがシェアさせて頂きます。
- 災害時には「共助」が必要
「自助」とは、自分の身を自分自身の努力によって守ること。
「共助」とは、家族を含め近隣の人たちなど身近な人たちがお互いに助け合うこと。
「公助」とは、役所、警察、消防、自衛隊など国や地方公共団体の公的機関による支援のこと。
阪神淡路大震災で生き埋めや閉じ込められた人の救済データーです。
自力での脱出(34.9%)
近隣住人が救助(64.2%)
救急隊が救助(0.9%)
この様なデーターからも、「自助」「共助」が重要だと分かりますよね。
また、「公助」が来るまでに1週間ほど要したりします。
- あなたが助けようと決めるとき「SETUP」
自分の心と身体を含んだ安全を守るための重要な要素です。
誰かを助けようと決めるとき、自分自身を含めた状況把握が大切になります。
Stop------まず、心を落ち着かせる。
胸に手を当て、大きく深呼吸、まずは自分自身を落ち着かせます。
また、無な検助活動を行おうとする人たちを落ち着かせることも大切です。
Environment------状況・環境を把握する。
波の高さ、潮の流れ、川の水量、川の水の流れの深さ、炎や煙、風の流れ、地崩れれや崩壊の可能性など。
救助の必要性、協力者の有無、救助に必要な装備、救助者の安全確保など状況と環境を把理する。
Traffic------避難路の確保など自分自身の安全を確保する。
車の事故現場で後続車に危険を知らせ、救助現場の安全確保の行動をとるのと同じく、初期消火活動の際の避難路の確保や逃げ道を作るなど救助者の安全確保を行うことが大切です。
Unknown hazard------目に見えない危険を考える。
ガス漏れ、感電、閉鎖空間での一酸化中毒、放射能など目に見えない危険を考える。
また、ノロウイルス、インフルエンザ、砂傷風、毒虫、血液など感染にも注意が必要です。
Personal safety------自分自身のプロテクション。
ヘルメットや防塵ゴーグルや防塵マスク、グローブをはじめ、釘の踏み抜き防止のためのプロテクトソールなど自分自身の身を守るプロテクションが大切です。
助けたい人が目の前に居ても、自分自身の安全が確保できない状況なら助ける行動に出るべきではありません。
災害救援活動者は、あくまで、あなたの助けを必要とする人たちのサポート(支援)をする立場です。
一人で出来ることには、限界があります。
その場にいる人たちと協力しながら行動することが大切です。
一人では出来ないことも協力者と力を合わせることで共助の力が発揮できます。
自分の意志での行動であり自己責任です。決して無理をしないこと。
火事場の馬鹿力的なことはあるでしょうが、いきなり自分の能力が上がるわけはありません。
- 緊急連絡先と地域の防災情報を把握し携帯
緊急病院やかかりつけ病院の連絡先を携帯していますか?
自分のかかりつけ病院の連絡先は携帯しているでしょう。
家族のかかりつけ病院はどうですか?
親のかかりつけ病院は?持病などは把握していますか?
把握していると、通常では、緊急搬送を受け入れていない病院でも日頃通っている患者であれば受け入れてくれると言うことは、あるようです。
講座では、その他に
初期消火(消火器による初期消火)
傷病者を運ぶ(簡易担架の作り方)
下敷きになっている人の救出(ジャッキアップ救出)
むやみに救出すると突然死の危険がある【クラッシユ症候群】
救助要請/レスキューサイン
簡易ランタンの作り方
飲む点滴/経口補水液の作り方
彼災地へ災害ボランティアに行く人の SETUP
プロテクト(ケガを防ぐ!)
衛生管理と感染予防
活動者の食料・水分&塩分
活動者の体と心へのダメージ
などなどを実際に手足を動かして学びました。
子供にもできることがあるし、非力な女性にもできることがあります。
全てが、完璧に出来なくても、出来ることを精一杯やれば良いと感じました。
この記事を読まれたことをきっかけに、今一度、災害対策を考えてみられてはどうでしょうか。
詳しくは、プロの書いた記事をネット検索でもして下さい。
- おまけ
海外の災害救助にも行かれた講師の防災バックの中身は、経験しなければ気が付かないだろぁ~っていう工夫が一杯でした。
それぞれの種類ごとに分けてすぐ使える様に収納。
軽くコンパクトで高性能な物を選ばれている。
簡易トイレもすぐ使える様に、流せるウエットティッシュ、新聞紙、手指の消毒液などと一緒にセット。
避難所でおむすびを作れるように、ビニール手袋も一組毎に数組収納。
自動販売機は、中に商品があっても釣銭切れで使えなくなることがあるので、小銭を携帯。
避難所では、健康に不安がある人がいるので、血圧計を持っていると喜ばれるそうです。
耳かき、爪切りなども喜ばれるようです。
ペットがダメな避難所がほとんどなので、ペットのいる方は、ペットの為の防災対策も必要ですよ。
これらの知識や技術もですが、改めて健康な身体も必要だなぁと感じました。
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