こんにちは、平松です。

トレーニング指導をしていると、

「 肩が痛いんだけどいい薬しらんか？」

と話しかけられたことがありました。

通常は指導中に他の人と、話をすることはありません。

指導中のお客様もこのお客様のお知り合いということで、少し話をすることになりました。

どうしたら痛いかを聞きました。

ベンチプレスなどのトレーニングである一定の範囲を超えて動かすと、痛い様です。

実際にやってもらい動きをみると、正しく動いていない、肩周りが固まっています。

これでは、恐らくベンチプレスをする以外の日常生活での動作でも痛みが出ているはずです。

少し肩のモビリゼーションとストレッチをして、再度ベンチプレスをしてもらいました。

「あら、痛くないわ」

痛みが改善されていました。

そして、今やった肩周りの体操やストレッチをして下さいと言うと、

「この歳になってまで、じゃまくさくてできへんわ」

と言われてしまいました^^;

このお客様は、トレーニングが好きで良くされています。

痛みの出ない、できる範囲の可動域で行われているのでしょう。

なので、柔軟性も低下し、トレーニングしている以上の可動域でのトレーニング効果は、さほど期待できません。

お話をすると、健康の為と言うよりかは、趣味で行われているようなので・・・・・

趣味ではなく、健康の為にトレーニングをしている人は、できるだけ大きな可動域で、柔軟性も向上し、楽にスムースに動けるようにトレーニングしてくださいね。

ある動きをすると肩が痛い。

整形外科に行ったが、骨には異常なし。

炎症があるだけと言われたが、ニ、三か月ずっと痛い。

四十肩、五十肩と言われた。

この様な人は、動かし方がまずい。

まずいので、ストレスの溜まる部位が出来る。

こわばっている筋肉、ゆるんでいる筋肉ができる。

まずは、こわばっている筋肉を緩めます。

そして、正しい動きを訓練する。

正常でない所を正常に戻せば、肩の痛みは良くなります。

この様な場合、私の知る限りでは、薬では良くなりません。

もし一時的に薬で痛みがなくなっても、また痛みは出るでしょう。

誰か、飲むだけで良くなる薬があれば、私にも教えて下さい^^

健康な体、腰痛、肩こり、膝痛などの痛みは、鍛える前に緩めることで根本改善に近づきます。