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病院、整骨院以外の選択肢 膝痛改善

堺市パーソナルトレーニングでの注射を何回打っても、整骨院でも治らなかった膝痛改善法

こんにちは、平松です。

整形外科で何回も注射を打っているが、膝痛が良くならない。

歩く度に膝の内側が痛い。

椅子から立ち上がる時も、膝の痛みで踏ん張りがきかない。

休むとましになるが、走り出すとまた膝が痛み出す。

病院では、運動しなさい、筋肉を付けなさいと言われるが、何をどうやっってよいかわからない。

などと、言われて相談に来られた方の膝痛も改善しています。

目次

なぜ膝が痛いのか?膝痛の原因を考えましょう

膝痛が治らないと相談に来られる方々は、自然なからだの状態からみなさんズレています。

普通ではない、正常ではないということですね。

立ち姿勢、歩き方、走り方、立ちしゃがみの仕方がです。

ほとんどの方が、自分のからだが歪んでいることに気が付かれていません。

立ち姿勢、歩き方、走り方、立ちしゃがみの仕方が普通ではない、おかしいということを自覚されていません。

私が、質問するとこんな感じです。

右脚に、よく体重が乗っていませんか?

「あっ、ほんまや」

左のつま先だけ、外を向いていますよね?

「あっ、ほんまや」

脚を上げた時に、膝が真っすぐ上がってませんよね?

「あっ、ほんまや」

みたいな感じです。

人間のからだ、関節は構造上、繰り返し動かしても問題の出ない、自然な動きが決まっています。

その自然な動きから外れて、動かし続けると、その関節を動かす時に、関わる軟骨、筋肉や靭帯などに負担が掛かります。

そして、耐えきれなくなると、膝の痛みが出ます。

その痛みを無視して動かし続けると関節自体が壊れます。

例えば、ドアの蝶番。

新しい時は、少し歪んでいても何の問題もなくドアは、スムーズに開け閉めできます。

それが、歪みを直さずに使い続けると、だんだんと音が鳴る様になる。

そして、黒い粉が出てくる。

ドアの開閉が重たくなる。

最後には、ドアの開閉が出来なくなります。

その様になって、ドアの蝶番を見ると壊れています。

人間の膝関節も同じです。

ドアの蝶番は新品に交換すれば、また快適にドアの開け閉めができるようになります。

人間の関節は、手術で人工関節に交換することは出来ますが、簡単には出来ません。

ここは、丁番と人間の関節との大きなな違いですよね。

また、痛みなどはましにはなりますが、快適になるまでなるかどうかわかりません。

今の医学では、手術後、一生もつかどうかもわかりません。

変形性膝関節症、O脚、X脚、半月板損傷、軟骨が減る、鵞足炎、腸脛靭帯炎など、どれも自然な膝関節の動きから外れて、膝関節を動かし続けた結果です。

このままほおっておくと、壊れるよー。

からだは、違和感、痛みであなたに警告しています。

その警告を無視し続けると、完全に壊れます。

あなたの膝の痛い原因は、なんなのか考えてみましょう。

それがわかれば、その原因を取り除けば、それで膝痛が無くなるかもしれません。

まずは、全身を緩める

全身は、繋がっています。

お互いに影響しあっています。

学校の理科室にあった骸骨さんを思い出してください。



ほどんどの関節は、ぶらぶらです。

骨も綺麗に並んでいます。

この骸骨に緊張の無い、緩んだ筋肉を着けて行けば、歪みの無い自然なからだの出来上がりです。

これが、目指す正常なからだの状態です。

それが、どこかの筋肉に緊張があれば、それが原因で歪みが発生します。

そして、全体でバランスを取ろうと、他の場所にも歪みが発生します。

なので、体の歪み、立ち姿勢、歩き方、走り方、立ちしゃがみ方など、自然ではないところを、ノーマルな自然な状態に近づける為には、全身の緊張を取ることがスタートになります。

自分では無理だと思えば、専門家の手も借りましょう。

自然な立ち方を覚える

自然な立位姿勢とは、骨で立つ感覚で立ちます。

自然な立位姿勢が取れれば、骨だけで体重を支えている感覚になります。

きれいに骨が下から上まで積み上がっていけば、筋肉は必要最小限の筋力発揮で姿勢を保つことが出来ます。

これが、少しずれれば、倒れないように支える必要が出てきます。

その支える役割を任せられた筋肉は、ずっと筋力を発揮しないといけないので、疲労し痛みが発生します。

積み木を想像して下さい。

きれいに上に積み重ねていけば、支えなくても崩れません。

少しずれれば、簡単に崩れてしまいますよね。

それと同じイメージです。

また、筋肉だけでなく、関節に無理な力が加わり続ければ、関節からも痛みが発生します。

自然な膝関節の動きを身につける

次に、自然な膝関節の動きになるように、歩き方、走り方、立ちしゃがみの仕方を繰り返し覚えます。

トレーニングを繰り返し、自然な膝関節の動きが身に付けば、膝痛は改善します。

逆に、立ち姿勢、歩き方、走り方、立ちしゃがみの仕方などを改善せずに、膝に何回注射を打っても、また膝は痛くなります。

安静にしていて痛みが無くなっても、走り出せば、また痛みが発生します。

当たり前ですよね。

膝痛の原因が、解決していなければ、また膝は痛くなります。

しゃがむ、立ち上がる。

歩く、走る。

階段を上る、下る。

ジャンプする、着地する。

全て、膝関節ではなく、股関節、お尻の筋肉をメインで使うのが、理にかなった体の使い方です。

なので、能力の高い海外のスポーツ選手は、お尻から股関節の付け根にかけてよく発達しています。

それに比べて、太ももの前はスッキリ。

膝から下、ふくろはぎも細いです。

私も仕事上、2メーター以上ある黒人のバスケットボール選手に良く会いますが、プリッとしたいいケツをしています。

その反対に、折れるのではないかと思うぐらい、膝から下は細いです。

人間の体は、使っているように変化しますので、股関節を良く使い、ふくろはぎは、あまり使っていないと言うことですね。

あなたのお尻は、垂れてぺちゃんこではないですか?

自然な理に叶った動きが身に付けば、お尻から股関節の付け根にかけての筋肉がしっかりしますよ。

自然な理に叶った歩き方、走り方、立ちしゃがみ方ができているかの一つの目安にして下さい。

私は、お客様に、「お尻が大きくなった」ってよく感想を言われますね。

軟骨が減っていると言われてもあきらめない

膝が痛いと相談に来られるお客様の中には、整形外科で軟骨が減っていると言われたと言う人が多くおられます。

変形性膝関節症などです。

こんな方も、膝痛の改善をあきらめないでくださいね。

摩擦の強さを表す指標に、摩擦係数というものがあります。

摩擦係数とは、2物体が接触しながら静止または運動しているとき,接触面に働く摩擦力(静止のときは最大静止摩擦力)と接触面を垂直に押す力(垂直荷重)との比の事です。

ちょっと、難しくなりましたね。

摩擦係数は低ければ低いほど摩擦が小さいということです。

上記の説明文は忘れてもらっても構いませんが、実際に数字を見てもらうと、なんとなくわかると思います。

氷と氷 0.03
鉄と氷 0.05
スキー板と雪 0.01~0.1
人工関節 0.1~0.3

ネットで検索すると、上記の摩擦係数が載っていました。

で、関節軟骨の摩擦係数は、これより大きい、小さいどう思われますか?

関節軟骨の摩擦係数は、0.006程度だそうです。

こんなに小さいんです。

もちろん、膝関節が正常な状態で、自然な膝関節の動きをした場合です。

正しく、本来の自然な動かし方をしていれば、死ぬまで大丈夫ではないでしょうか?

関節軟骨が減っていても、こんなに摩擦係数が低いなら、本来の自然な動かし方に戻せば、痛みも改善するのではないでしょうか。

こんな、考え方で、私は、膝痛改善のサポートをしています。

歩くことは、人間の基本です。

膝が痛いと、歩くことが苦痛になります。

運動量も行動範囲も落ちます。

体の健康維持にも、精神的な健康維持にも悪い影響が出ます。

ぜひ、あきらめず、膝痛の改善の努力をしてほしいと思います。

整形外科に行って終わり。

整骨院、マッサージ、鍼灸治療をして終わり。

湿布を貼る。サポーターを着けて終わりではなく、色々なことを試して欲しいと思います。

膝の痛みのない体には、お金と時間をかけるそれだけの価値が、十二分にあると思いますよ。

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