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堺市パーソナルトレーニングの簡単な呼吸を使った、腰痛改善法
簡単な呼吸を使った、腰痛改善法をご紹介します。
腰痛の改善だけでなく、疲れにくいからだになる、パフォーマンスアップにもできす。
ということは、全ての人に有益なトレーニングです。
人が、生きていくうえでの基本と言うことですね。
目次
- ○ 腰痛を改善する為に、腹筋、背筋を鍛える
- ○ 呼吸を使って、脊柱を安定させる為によく働く小さな筋肉、インナーマッスル、ローカル筋をしっかり働く様に再教育する
- ○ 呼吸を使った腰痛改善法をご紹介します
- ○ 適切に腹圧が高まることが、全ての基本
- ○ まとめ
- ○ お知らせ・メニュー記事・おすすめ記事
腰痛を改善する為に、腹筋、背筋を鍛える
腰痛を改善する為に、腹筋、背筋を鍛えるって言う人がいます。
腰痛を治したいので、腹筋の鍛え方を教えて欲しいと聞かれます。
最近では、腹筋、背筋とは言われず、体幹のトレーニングを教えて欲しい。
コアトレを教えて欲しい、なんて言われます。
腰痛改善や腰痛予防の為に鍛える筋肉は、腹筋、背筋と言っても、からだの表面にある大きな筋肉、アウターマッスル、グローバル筋ではありません。
発達すると6つや8つに割れて見える筋肉などではありません。
ですから、上体起こし、シットアップなどのからだを繰り返し折り曲げるトレーニングは効果的ではありません。
からだの深層部にある脊柱を安定させる為によく働く小さな筋肉、インナーマッスル、ローカル筋を鍛える、しっかり働く様に再教育する必要があります。
腰痛が起きると、これらの筋肉は委縮することがわかっています。
腰痛改善の為に、腹にある筋、背中にある筋を鍛えることは間違いではありません。
が、ターゲットとする筋肉を間違えては、腰痛改善の効果は期待できません。
呼吸を使って、脊柱を安定させる為によく働く小さな筋肉、インナーマッスル、ローカル筋をしっかり働く様に再教育する
呼吸をする為のメインの筋肉は、横隔膜です。
焼肉屋では、ハラミって言われている筋肉です。
息を吸う時は、横隔膜が収縮し脚の方に下がります。
横隔膜が下がると、肺に空気が入ってきます。
横隔膜が下がると、腹腔(腹部の内臓がおさまっている所)が上から押されます。
押されるので、お腹が膨れます。
お腹の内側から、外側に圧力が掛かります。
これが、腹圧です。
腹圧を高く保てれば、からだの芯がしっかりします。
姿勢が良くなります。
腰への負担も減ります。
お腹に大きなゴムボールが入っているイメージです。
どうですか?
ゴムボールがお腹に入っていると考えると、からだの芯がしかっりする、姿勢が整う、腰への負担が減るのがわかる気がしませんか。
逆に、腹圧が高まらなければ、どうなるでしょう。
お腹のゴムボールの空気が抜けた状態です。
イメージしてみて下さい。
はい!その通りです。
からだの芯は、無くなります。
姿勢は崩れます。
からだを保持するのに、腰の筋肉に負担が掛かります。
腰痛になりやすいということです。
呼吸を使った腰痛改善法をご紹介します
細かなポイントはもう少しありますが、今回は、簡単に説明しますね。
あまり、細部にこだわると、ハードルが高くなってしまいます。
まずは、行動することが大切です。
全身の力を抜きます。
特に、肩、首に力が入りやすいです。
息を吐くときの力は、最高でも最大の力の3割程度で行います。
出来れば、1割程度で行います。
1.横隔膜がしっかり動く様に、横隔膜を意識して動かす仰向けに寝て、軽く膝を曲げ立てます。
横隔膜の位置に指を当てます。
青色の部分が横隔膜です。
横隔膜を収縮させ(横隔膜が脚の方に下がる)息を吸う。
横隔膜が弛緩し(横隔膜が頭の方に上がる)息を吐く。
これを、横隔膜の動きを感じられる様になるまで繰り返します。
2.息を吸ってお腹を膨らますお腹に手を当てます。
息を吸ってお腹を膨らませます。
お腹の内から外に向かっての圧力を感じます。
息を吐くとお腹がへこみます。
これを下っ腹、横腹、腰椎と手を当てる位置を変えて、360度全てにお腹の内から外に向かって圧力を感じれる様に行います。
ゴムボールが膨らんでいる感じです。
3.息を吐いてお腹を膨らますお腹に手を当てます。
息を吸ってお腹を膨らませます。
お腹の内から外に向かっての圧力を感じます。
その圧力を維持したまま、息を吐いてお腹を膨らませる。(風船を膨らます感じです。)
息を吐いてお腹を膨らませるのが難しい場合は、口に手などを当てて、抵抗を造ってみましょう。
お腹の内から外に向かっての圧力を感じます。
これを下っ腹、横腹、腰椎と手を当てる位置を変えて、360度全てにお腹の内から外に向かって圧力を感じれる様に行います。
ゴムボールが膨らんでいる感じです。
4.短く鼻から息を吐きお腹を膨らます。
フッ、フッ、フッ、フッ、フッ、フッ、フッ、フッ、フッ、フッ、フッ、フッ、フッ、フッ、フッ、フッ、・・・・・・・と、短く鼻から息を吐きお腹を膨らます。
これを一分程度続けます。
吐いた瞬間に、パッとお腹が膨らみ、お腹の内から外に向かっての圧力を感じます。
瞬間に腹圧を高めます。
慣れてくれば、3.4.だけでもオッケーです。
今回は、仰向けでやるとお伝えしましたが、座ってやっても、立ってやってもオッケーです。
一日、一回は行いましょう。
適切に腹圧が高まることが、全ての基本
適切に腹圧が高まることで、体幹が安定します。
体幹が安定すると、姿勢も整いやすい。
姿勢が整うと、中枢神経、自律神経の機能も正常に近づきます。
体幹が安定し、姿勢が整うと、四肢、からだ全体の動きも良くなります。
横隔膜には自律神経が密集しています。
横隔膜をしっかり動かす呼吸は、自律神経のバランスも整えてくれます。
夜、寝る前にこのエクササイズを行ってもらうと、睡眠の質もぐっと高まります。
まとめ
呼吸の質を高める。
体幹の安定を取り戻す。
からだのバランスを整える。
人が、健康を保つ、腰痛などの慢性の無いからだを獲得する基本中の基本です。
ぜひ、トライしてみて下さい。
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