痛い腰に湿布を貼っても、腰痛の根本改善にはなりません。治すどころか、悪化させる原因になることもありますよ。
こんにちは、平松です。
痛い腰に湿布を貼っても、腰痛の根本改善にはなりません。
腰痛を治すどころか、悪化させる原因になることもありますよ。
毎日、皮膚がかぶれるほど、湿布を貼っている人もいますよね。
湿布が無くなれば、湿布をもらうために、病院で診察を受ける人。
「平松さん、先日、お友達同士で旅行に行ったんです。
お風呂から出たら、お互い、腰に、肩に、膝にと湿布の張り合いになりました^^;」
って、言われる人もいます。
そんな人に、湿布を貼ってどうですか?って聞くと、
「貼った時は、痛みがましになった気がする」
「スースーして、気持ちいい」
って言われます。
湿布を貼って治りそうですか?って聞くと、多くの人が、本気で治るとは思っていない様です。
腰痛が、慢性になっている人ほど、そう思われている様ですね^^;
腰痛は、腰に負担を掛け続けた結果、筋肉や関節などが耐えきれなくなって痛みが出ます。
その痛み、からだからの警告を無視し続ければ、壊れます。
筋肉が疲労すると、血液中に疲労物質などの老廃物が出る影響で、血管が収縮し血流が悪くなります。
血流が悪くなり、酸素が足りなくなれば、痛みを感じます。
ストレスを掛け続けた組織を修復、治癒する為には、血液が必要。
きれいな酸素、栄養を疲弊している組織に届け、疲労物質を回収する為にです。
この修復作業を行う時に、血管を開く、痛みを起こす、発熱させる物質が出るんです。
腰痛を治そうと、血流を増やした時に痛みを感じるということです。
この痛みを何とかしようと、湿布や痛み止めを使うと、痛みは少しはましになります。
湿布や痛み止めは、血管を開く、痛みを起こす、発熱させる物質の発生を阻害したり、血流をとめて痛みを感じなくしています。
ということは、ストレスを受け続けた組織の修復の邪魔をしているということですね。
筋肉疲労の解消の邪魔をしているということです。
湿布を貼る、痛み止めを飲んでも腰痛は治らない理由がわかりましたか?
壊れかけた組織の修復が進まない、筋肉疲労の解消が進まない状態で、また腰にストレスを掛け続けることになれば、どんどん腰痛は悪化します。
腰椎、椎間板が変形してもおかしくありませんよね。
湿布や痛み止めを使い続けるのは、良くありません。
腰に負担を掛けた後、からだを休めている時に腰痛が出るのは、からだが血流を増やし一生懸命に治そうとしているからです。
慢性の腰痛で、湿布や痛み止めを使っている人は、今すぐやめましょう。
どんどん、腰痛を悪化させます。
腰痛を改善したければ、血流を増やすことを考えましょう^^
どんな状態でも、努力すれば、今よりま良くなるはずです。